今になって大相撲にはまっている
大相撲をやっている2週間は、毎晩がなんだか楽しみだ。
子供の頃は相撲は全く興味がなかった。
なんども睨み合ってはまた戻って塩をまいているあの動作がイライラしてくるのだった。
よく年配の人はこんなスポーツが好きになるもんだと、すごく疑問だった。
もちろん小学校の時でも相撲好きの男の子はいたけど。
女子はほとんど相撲なんか見ていなかったと思う。
あの手のスポーツはどちらかといえば当時の女子からは敬遠されていたような気もする。
あれから何十年の月日が流れました。
かるく中年を超えてしまった今、大相撲がおもしろい。
何が面白いか?と聞かれれば、答えることができない。
単純にあんな大きな体でスピーディーに体をこなして相手を欺いたり、いなしたり。
いろんな駆け引きがあるのも楽しい。
また豪快に力で投げるのもいいし、力学的な応用で軽くひねっただけで、コロっとひっくり返ったしまうのもいい。
とにかく相撲には日本人の文化のいろんな部分が隠れているように思う。
しきたりとか、常識感とか料理とか上下関係とか。
今場所は鶴竜が優勝した。
わたしの小学校3年生の次男が鶴竜のファンで大喜びしていた。
小学校3年生相撲ファンというのも、今に時代結構笑ってしまうんだけど、かれの頭には星取表も記憶されている。
子供の記憶力は恐ろしい。
そんな大相撲も終わってしまって、来年の1月を待たなければならない。
白竜がちょっと勢いを感じなくなったのが気になる。
もちろん、引退なんかまだするわけはないけど、今までのような絶対的な横綱でいられるのかが心配だ。
とは言っても日本人である以上、日本人力士に頑張ってほしい。豪栄道、どうした。
どこか体が悪いのかな。
今日本人力士でもっとも横綱に近いんだから、来場所は奮起して頑張ってもらいたい。
そして久しぶりの日本人横綱になってほしい!